千葉県の待機児童ランキング(2016年/平成28年度版)

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この記事では、千葉県の待機児童ワーストランキングとして、千葉県が公開している2016年度(平成28年度)4月時点の保育園待機児童数を、多い市町村順にご紹介します。

埼玉県、神奈川県と並ぶ東京都近郊の大都市がある千葉県。最新2016年(平成28年)4月1日時点の保育園の待機児童数をまとめました。

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はじめに:千葉県の待機児童の概況

2016年4月1日時点で、千葉県全体の待機児童数は1,460名でした。これは前年度1,646名から186名ほど減っています。

また、千葉県の平成28年度の人口動態調査によると、千葉県における0歳〜4歳児(未就学児)の人口は246,843名ということでした。

年齢別の待機児童数は以下のようになっています。ほとんどの自治体と同じく、1歳児にもっとも待機児童が多く、2歳児、0歳児の順に待機児童が減り、4歳児5歳児では待機児童は少ないという傾向です。

・0歳児…133人
・1歳児…882人
・2歳児…296人
・3歳児…118人
・4歳児以上…31人

なお、千葉県では待機児童対策として、保育所、認定こども園、そして地域型保育事業の合計で、定員を6539人増やすことに成功しているようです。

内訳は次の通りです。
・保育所…3,755人増
・認定こども園…1409人増
・地域型保育所業…1,375人増

ちなみに保育所の定員はちょうど9万人ちょっとなので、保育所の増加はせいぜい4%程度です。その一方で、認定こども園については3割程度増加、地域型保育事業に至っては定員が倍増以上です。千葉県全体では保育園待機児童対策として、地域型保育事業を中心に対策していることがわかります。

参考までに前年度のランキングもご覧ください。

千葉県の待機児童ランキング(2015年/平成27年度版)
この記事では、千葉県の待機児童ワーストランキングとして、千葉県が公開している2015年度(平成27年度)4月時点の保育園待機児童数を、市町村別に、多い順にご紹介しています。 埼玉県、神奈川県と並...

千葉県の待機児童数ワーストランキング2016年(平成28年)度版

千葉県は、東京都と同じで自治体によって待機児童の数え方が違います。そのため、このランキングは実態とは異なるでしょう。それでも知りたい方向けに公開します。また、子ども数(未就学児童人口)を待機児童数とあわせて公開していいため、子どもが多い場所に待機児童多い(少ないから待機児童ゼロ)という考察はできませんでした。

千葉県待機児童数ワースト1位〜10位

1位:市川市…514人 (前年2位)
2位:船橋市…203人 (前年1位)
3位:流山市…146人 (前年15位)
4位:木更津市…92人 (前年9位)
5位:浦安市…79人 (前年4位)
6位:富里市…73人 (前年11位)
7位:習志野市…70人 (前年3位)
8位:八千代市…53人 (前年22位)
9位:四街道市…44人 (前年6位)
10位:佐倉市…41人 (前年7位)

前回625人という、全国でもトップクラスの待機児童数を誇った船橋市が、400人ほど減らして2位に順位を下げました。変わって新しく千葉県の待機児童数ワースト1になったのは千葉県市川市です。前年度373人だったので、141人の待機児童数増加です。

船橋市は、国の待機児童数基準が緩いことを自覚しているようで、市独自の待機児童数も同時に集計・公表しています。昨年度はその数字を県に報告していた記憶がありますが、今年は国の基準を県に報告したようです。2016年4月時点の実際の待機児童数は531人とのことでした。

3位の流山市は前年7位から100人増で、ワースト3の仲間入りです。

大幅に順位が変わったのは、8位の八千代市です。ただ、ここは前年比11人増なので、何かが大きく変わったわけではなさそうです。

千葉県待機児童数ワースト11位〜20位

11位:成田市…36人
12位:八街市…24人
13位:茂原市…19人
14位:印西市…17人
15位:市原市…14人
16位:君津市…12人
17位:千葉市…11人
18位:大網白里市…8人
19位:東金市…2人
20位:袖ケ浦市…1人
20位:栄町…1人

前年度ワースト10からは、成田市と市原市が脱落(良い意味で)しました。成田市は19名、市原市に至っては70名ほど減らしています。

大都市である千葉市が前年度待機児童数ゼロから、11人へ変化しました。とはいえ、千葉市の待機児童には「保育ルーム、先取りプロジェクト認定保育施設等を利用している児童」そして「他に入所可能な施設があるにも関わらず、保護者の都合で入所しない児童」は含まれていません。市全体で14,118人の定員を約1,200人上回る15,356人の応募があったようなので、実際に保育園に入れなかった人はもっと多かったのではないでしょうか。

千葉県待機児童数ワースト22位(待機児童数ゼロ)

22位:柏市…0人
22位:銚子市…0人
22位:館山市…0人
22位:松戸市…0人
22位:野田市…0人
22位:旭市…0人
22位:勝浦市…0人
22位:我孫子市…0人
22位:鴨川市…0人
22位:鎌ケ谷市…0人
22位:富津市…0人
22位:白井市…0人
22位:南房総市…0人
22位:匝瑳市…0人
22位:香取市…0人
22位:山武市…0人
22位:いすみ市…0人
22位:酒々井町…0人
22位:神崎町…0人
22位:多古町…0人
22位:東庄町…0人
22位:九十九里町…0人
22位:芝山町…0人
22位:横芝光町…0人
22位:一宮町…0人
22位:睦沢町…0人
22位:長生村…0人
22位:白子町…0人
22位:長柄町…0人
22位:長南町…0人
22位:大多喜町…0人
22位:御宿町…0人
22位:鋸南町…0人

松戸市は前年度待機児童数48名で、ワースト9位だったのが、待機児童数ゼロになりました。

柏市は2年連続待機児童ゼロを達成しています。柏市のホームページを確認すると、「国基準の待機児童数ゼロを達成」とあって、7人が育休延長、56人が特定園等を希望(入りたい園に入れなかった)など、合計76人が「入園保留」となったようです。ちなみにこの76人という数字は、前年より35人増えています。

柏市:報道資料:国基準の待機児童数ゼロを 2 年連続で達成

どの自治体にもいえるのだけど、報道資料の「待機児童0人」というのは、国の定めた比較的緩い基準での数値なので、「保育園を希望したら絶対入れる」という状況からは程遠いことを認識しておいてください。


最後に、こちらのランキングは、千葉県が公開した2016年度4月1日時点の市町別の待機児童数を基に作成しています。

千葉県健康福祉部子育て支援課:保育所入所待機児童数及び定員数について

国の基準の待機児童の定義については、当ブログでまとめた記事をご覧ください。

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