東京都にある無認可保育園の情報(2016年)

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この記事では東京都にある無認可保育園の情報をご紹介しています。

東京では、認可保育園(自治体が受付・審査する保育園)の4月入園の発表が終わりつつあるようです。保育園は毎月入園を募集しているとはいえ、5月以降から入園できる人はごく僅かです。

激しい保活の末、認可保育園の選考に落ちた人は「無認可保育園」を検討するかもしれません。とはいえ、無認可保育園って何だか非合法な匂いすらする名前です。果たして子どもを預けて大丈夫なのでしょうか?この記事では「無認可保育園」の実態をご紹介します。

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じつは「無認可保育園」は俗称?

東京都の福祉保健局によると、無認可保育園という呼び名はなくて、正式には「認証外保育施設」と言います。

東京都福祉保健局:認可外保育施設 について

認可外保育施設とは、児童福祉法第35条第3項に基づき区市町村が設置を届け出た、または同条第4項に基づき民間事業者等が都道府県知事の認可を受け設置した「認可保育所」以外の子供を預かる施設(保育者の自宅で行うもの、少人数のものを含む)の総称です。
また、幼稚園以外で幼児教育を目的とする施設において、概ね1日4時間以上、週5日、年間39週以上施設で親と離れることを常態としている場合も、認可外保育施設に含まれます。

一言でまとめると東京都では「認可保育所以外はすべて認証外保育施設と呼ぶよ」ということです。

じゃあ、認可保育所にはどんなものが含まれるのか、というと

・認可保育園(公立・私立)

・認定こども園

・地域型保育事業

この3つです。最後の地域型保育事業というのは、平成27年(2015年度)から始まった「子ども子育て支援制度」で改めて定義された用語で

(1)家庭的保育事業 (旧称保育ママ)

(2)小規模保育事業 (0-2歳専用の小さい保育園)

(3)事業所内保育事業 (職場設置の保育所など)

(4)居宅訪問型保育事業

が含まれています。居宅訪問型保育事業というのは、自宅にいる子どもを世話しにきてくれるサービスのことです。保育ママ(世話してくれる人の家に預けに行く)の逆バージョンですね。

これらの認可保育所は、厳しい設置基準をパスして、市区町村の子育て事業として行われている必要があります。そして選考は市区町村が行います。

これ以外は全て「認可外保育所」となります。例えば「園庭が無いし部屋が狭い保育園」とか「リッチな共働き世代だけをターゲットにしたゴージャスな育児空間を提供する保育園」などは認可外保育所になります。

東京都にある「無認可保育園」の一覧

認証外保育施設(無認可保育園)は、認可をうけていないだけで、営業するにあたって東京都に然るべき届け出をする必要があります。都の立入検査もあります。

東京都は毎月1回、東京都の各市区町村にある認可外保育施設の一覧を公開しています。これが東京都における無認可保育園の一覧といえます。

東京都福祉保健局:認可外保育施設(ベビーホテル・その他)一覧の公開と利用する際の留意点

ベビーホテル・その他と、微妙に利用者目線ではない区分けがしてあって、一覧は2つのファイルに分かれています。

ベビーホテルというのは次の定義です。

 東京都では、都や区市町村の認証、認定がないもののうち、下記いずれかに該当し、院内・事業所内保育施設の分類に含まれない認可外保育施設を、「ベビーホテル」に分類しています。
(1)午後7時以降の保育を行っているもの
(2)児童の宿泊を伴う保育を行っているもの
(3)時間単位での児童の預かりを行っているもの

その他施設とは以下の定義です。

認可外保育施設のうち、都や区市町村の認証、認定がなく、ベビーホテルにも院内・事業所内保育施設にも該当しない施設を「その他施設」に分類しています。

定義は全て東京都のホームページの情報です。

ベビーホテル=19時以降もオープン、または宿泊可能、または時間単位で預かれる

その他の施設=それ以外

19時以降オープンと時間単位で預かれる、というのが同じ次元にあるのが信じられないのだけど、これは「金曜午後1時から3時まで一時預かりやります!」という施設と「朝7時から夜20時までオープン」という施設が同じ「ベビーホテル」に分けられてます。

その一方で「朝7時から夜18時半までオープン」という施設は「その他の施設」です。なので、フルタイム勤務で子どもを預けたい場合は、「短時間しか預からない施設もある」ことを留意したうえで両方の一覧をチェックしてください。

なお、八王子市は2015年度から東京都の管轄を外れた(!?)ので、直接八王子市の認可外保育施設ホームページをチェックしてください。

認証保育園と無認可保育園の違い

最後に念のため、東京都にはもう一つ「認証保育園」というカテゴリがあります。

認可されていない保育園のうち、一部の保育園を東京都の独自基準で「認可に近いよ」と認めるということです。公的資金による運営費の援助があり、保護者の保育料に上限があります。地域によっては収入に応じて自治体が保育料をさらに援助してくれたりします。

具体的な認証保育園の名称を挙げると、例えば株式会社であるピノコーポレーションが運営する「ピノキオ幼児舎」とかピジョンハーツが運営する「ピジョンランド」などは認証保育園になっていることが多いです。

認証保育園は、「認可ではない」し、申し込みは各園に直接なのだけど、各市区町村で認可外保育施設一覧には載っていません。

お住まいの自治体のホームページで認可保育施設を探して申し込み、同時に認証保育園の情報を集めつつ(自治体のホームページに一覧があることが多い)、さらに認証外保育施設(無認可)の情報を東京都の一覧で集める、というのが地道なやり方になってくるでしょう。